Canon MP610を分解・修理してみよう!

Canonの名機「PIXUS MP610」。プリントヘッドの洗浄や本体の分解、詰め替えインクのコストなどを勝手に解説。

MP610のプリント専用機『PIXUS iP4500』はどうでしょう?

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iP4500とMP610

新年あけましておめでとうございます。みなさまのMP610も、年賀状を無事印刷するという大役をはたしてホッとしているのではないでしょうか。私の仕事始めは4日でしたがこのブログは本年6日から始動いたします。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、インクコストは気になるけど、スキャナやコピー機能は不必要な方には同じプリントヘッドを使う兄弟機のiP4500はいかがでしょう。今回はMP610と同時期(2007年10月)に発売されたプリント専用機のCanon PIXUS iP4500をご紹介します。

iP4500はプリント部分の構造がMP610と同機構のため、プリント性能や使用インクカートリッジ、プリントヘッド部品はMP610と同じものが使用できます。インクカートリッジはBCI-7e(染料インク)でBCI-9BK(顔料ブラック)で、プリントヘッドはQY6-0075を使用します。

【iP4500の仕様表】

項目
基本仕様
解像度(dpi) 9600※1(横)×2400(縦)
プリントヘッド C/M × 各1536ノズル 、 Y/染料BK/顔料BK × 512ノズル
プリント可能領域
(カット紙)
フチなしプリント時※2 上下左右:0mm(対応用紙サイズ:A4・はがき※3・L判・2L判・六切・ワイド・KGサイズ・専用名刺・専用カード)
通常時 上端 3mm 、 下端 5mm 、 左右 3.4mm
(レター・リーガルは、左 6.4mm 、 右 6.3mm)
自動両面プリント時 上端 5mm 、 下端 5mm 、 左右 各3.4mm(レターは、左:6.4mm右:6.3mm)
用紙サイズ カット紙/当社純正紙 A4~A5・レター・リーガル・洋形封筒4号/6号・長形封筒※43号/4号・ はがき※3(種類:郵便はがき、インクジェット郵便はがき、インクジェット光沢郵便はがき、当社純正はがき)・往復はがき※6(種類:郵便往復はがき)
当社純正用紙のみ L判・2L判・六切・ワイド・KGサイズ・専用名刺・専用カード
自動両面プリント可能用紙 通常時 普通紙(A4~A5、レター)、はがき(郵便はがき)、郵便往復はがき、当社純正両面写真用紙(A4・2L判)
対応ソフト使用時 はがき(インクジェット郵便はがき、インクジェット光沢郵便はがき、当社純正はがき)
給紙方式 後トレイ・給紙カセット(併用可)
給紙可能枚数 普通紙(64g/m2、A4) 各150枚(後トレイ/給紙カセット)
郵便はがき 各40枚(後トレイ/給紙カセット)
DVD/CDレーベルプリント 12cm/8cmメディア(プリンタブルディスク)対応
インタフェース (PC用) USB 2.0 Hi-Speed※5
対応インクタンク
カラー
(各色独立型)
BCI-7eC(染料)
BCI-7eM(染料)
BCI-7eY(染料)
ブラック BCI-9BK(顔料)
BCI-7eBK(染料)
インク残量検知機能 光学式/ドットカウント方式併用
稼動音 約34.5dB(A):最高品位時
動作環境 温度:5~35℃、湿度:10~90%(但し結露しないこと)
消費電力 プリント時:約13W、待機時:約1.2W
電源 AC100V 50/60Hz
外形寸法※7 445mm(横幅)×303mm(奥行き)×160mm(高さ)
質量※8 約6.9kg
主な付属品 インクタンク一式/プリンタソフトウェアCD-ROM/使用説明書一式(紙)/CD-Rトレイ

MP610同様にメーカーのアフターサービスも終了していますし、現在このプリンターを入手するにはヤフオクなどで良品を見つけるしかありませんが、インクコスト最強のMP610と同じ貴重なプリンターですので探してみてはいかがでしょう。

ちなみに、兄弟機なのでこのサイトの情報がまるまる役に立つのではないかと思います。iP4500を使用されている方にもお役に立てれば幸いです。

-MP610の魅力

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