Canon MP610を分解・修理してみよう!

Canonの名機「PIXUS MP610」。プリントヘッドの洗浄や本体の分解、詰め替えインクのコストなどを勝手に解説。

使い捨てプリンター? iP2700のコストパフォーマンスがすごい。

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使い捨てプリンター PIXUS iP2700

発売から8年近くたっているのに価格.comの売れ筋ランキングで堂々の2位をキープしている大人気のプリンターです。その価格、驚くことに3,000円を切っています。他のメーカーでも比較してみましたが、プリント専用機としては間違いなく最安でした。アマゾンでも単機能プリンターでベストセラーとなっています。評価もすこぶる高いです。

カスタムレビュー アマゾン

気になる印刷コストですが純正のインクカートリッジBC-311(カラー3色)とBC-310(ブラック)がどちらも2,000円台後半の価格ですからカートリッジ代だけでこのプリンターが2台買えそうです・・・。

カートリッジが高いのはプリントヘッドと一体化したカートリッジなので、MP610などと違いインク詰まりはカートリッジの交換で解消されますが、本体価格を考えるとどうしても使い捨てプリンターな感は否めないですね。ちなみに、2010年2月下旬の発売当時の本体価格は7,399円だったみたいです。

ネットの口コミを見ていると、年末の年賀状印刷にだけ使っている方も多いようです。1年間放置するとインク詰まりも発生しやすいと思いますから毎年使い捨てて買いなおしているという口コミもありました。

プリンター市場としては、本体を安くしてインク代で稼ぐという流れだと思うのですが、このプリンターはずいぶんと迷走しているなぁという感じです。さすがCanon!。GJ。

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またWindows10に対応したドライバやソフトもキャノンのホームページからダウンロードできます。ダウンロードはこちらのCanonのホームページからどうぞ。

私の大好きなヤフーオークションでもおかしな設定で出品されているものがあります。例えば『全国送料無料(離島も無料)★即日発送★Canon PIXUS ip2700インク無 4台セット』なんてものが見つかりますが、インクなしで1台1,000円、しかも送料無料というぱっと見わけのわからない出品です。

出品者サイドからしたら、純正インクを買うより新品のプリンターを購入してインクだけ抜けば本体は不要なので出品しているのだと推測できますが、案の定入札はありませんでした。インクなしの送料無料1台1,280円は入札が1件ありました。ヤフオクで入手するメリットは全然なさそうですが、本体はしばらく安定供給できそうなので、MP610と違いまだまだプレミア感は出ないで済みそうです。

タイトルで「使い捨てプリンター」と書きましたが、ビックリマンチョコのお菓子を捨てる問題が話題になった(時代を感じますね)ように、本体だけ捨ててカートリッジだけ手に入れるような悲しいことにはならないで欲しいですね。どうせなら、MP610同様に壊れるまでハードに使いたいと思います。

-MP610の魅力

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