Canon MP610を分解・修理してみよう!

Canonの名機「PIXUS MP610」。プリントヘッドの洗浄や本体の分解、詰め替えインクのコストなどを勝手に解説。

Canon PIXUS MP600のジャンクを買ってみました。修理してみました。

更新日:

MP600は今年の7月31日でメーカー修理期間が終わってしまったためか、ヤフオクで1円ジャンクが多数出品されています。

MP600ジャンク
プリントヘッドやロジックボードの部品取りのつもりで何個か落札してみようかな。
送料が1500円くらいかかるのが痛いけど。

検証してみたいこと
1.電源が入らないジャンク・・・ロジックボードの交換で直るか?
2.エラー「6A00」のジャンク・・・ヘッドは生きてる?掃除で直るみたいだけど(ネットネタ多数)。
3.エラー「5010」のジャンク・・・スキャナの異常?正常なスキャナユニットに交換で直るか?

ちなみに、直らなくてジャンクで再出品とかの場合、やっぱり1円で出すことになるんだろうね。
私みたいな考えでヤフオク循環させてるMP600も多いのかも。


MP610とMP600の違いは?

MP610を所有する前はMP600を使っていました。
体感できるほど、印刷速度がアップしていて感動した思い出がありますが、調べてみると確かに早くなっていたようです。

プリントヘッド
MP610
M/C ×1536ノズル、Y/染料BK/顔料BK ×各512ノズル
MP600
M / C × 各1024ノズル 、 Y / 染料BK / 顔料BK × 各512ノズル

スキャナ機能(読み取り速度)
MP610
光学解像度(主走査×副走査) 4800×9600
グレースケール/モノクロ2値 0.7 msec/line(300dpi)
カラー           2.1 msec/line(300dpi)
MP600
光学解像度(主走査×副走査) 2400×4800
グレースケール/モノクロ2値 1.41 msec/line(300dpi)
カラー           4.23 msec/line(300dpi)
写真の印刷スピード
MP610

L判フチなしキヤノン写真用紙・光沢 ゴールド約18秒
A4フチありキヤノン写真用紙・光沢 ゴールド約38秒
MP600
L判フチなしスーパーフォトペーパー約24秒
A4フチありスーパーフォトペーパー約51秒

普通紙のコピースピード
MP610
A4カラー文書普通紙約22秒
MP600
A4カラー文書普通紙 約30秒

ちなみに、MP600とMP610のプリントヘッドに互換性はありませんのでご注意を。MP600のプリントヘッドはQY6-0061で、MP610用はQY6-0067とQY6-0075です。

-MP610の魅力

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